米沢クローバー歯科クリニック

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歯ブラシの仕方

歯の豆知識
皆さんこんにちは。
クローバー歯科クリニックです。
今年のお正月はいかがお過ごしだったでしょうか?

お友達や家族、親戚達と集まり、美味しい物をたくさん食べながら楽しい時間を過ごした方も多いのではないでしょうか。
そのまま寝てしまうなんて事もあったかもしれませんね。
そこで今日は正しい歯の磨き方についてお話をしたいと思います。
以前の記事にも書いてあるように、虫歯や歯周病の原因は歯垢や歯石の中にいる細菌が原因です。
虫歯や歯周病の原因である細菌が特に増える時間帯があると言われています。
それは就寝中~朝の起きがけの間です。
寝ている間は唾液の循環が悪くなり、歯垢が停滞しやすくなってしまいます。(歯石になってしまうと歯ブラシでは取れません。)
ここで細菌を増やさないようにするのがとても重要なのですが、正しく歯を磨かないと寝ている間にどんどん細菌が増殖してしまいます。いつまでも健康な歯で過ごせるように正しい歯磨きの仕方を覚えましょう。

まずは歯ブラシの選び方です。

・歯ブラシはヘッドが小さめの物を選びましょう!

あまり大きいと奥歯や細かい所に磨き残しが多くなってしまいます。
・硬さは「ふつう」くらいがおススメです。
歯茎に当たって痛い場合は「やわらかめ」を使用してみて下さい。

次に歯ブラシの持ち方です。

・歯ブラシは基本的にはエンピツ持ちです!

間違えた持ち方だと過度に力が入ってしまい歯茎を傷つけるだけでなく、歯を削ってしまう恐れがあります。歯ブラシは1ヶ月に1回交換する事が勧められていますが、毛先が1ヶ月程度は開かずに保たれているくらいがちょうどいい力の入れ方です。すぐに毛先が開いてしまう場合は力の入れすぎなので注意しましょう。

次に歯ブラシの動かし方です。

・何本もいっぺんに磨くのではなく、1本ずつ小刻みに磨く事がポイントです!

歯垢をしっかり落とすには最低でも回~回は擦らないと歯垢は落ちないと言われています。小刻みに動かす事により、過度な力が入らず歯と歯の間にも毛先が入りやすくなります。時間はかかりますが、1日1回は時間をかけて磨く習慣をつけましょう。

最後に歯ブラシの当て方です。

・歯の表面だけでなく、歯と歯茎の間に毛先を当てて磨きましょう!

意外と磨き残しが多い場所です。歯と歯茎の間に歯垢が付着したままだと虫歯になるだけではなく、歯石が大量につき歯茎が赤く腫れ出血するなど、歯周病になるリスクがとても高くなります。実は日本人の役割が歯周病にかかっているとも言われています。また、歯を失う原因はほぼ歯周病で、気付かない内に進行してしまうのが歯周病の怖い所でもあります。

いかがでしたか?この4つのポイントを抑えてぜひ今日から試してみて下さい。
きっとスッキリとしたお口を実感できると思います♪
ご質問やご相談があればお気軽にご連絡ください。