要介護高齢者の口腔ケアについて
歯の豆知識
近年日本では65歳以上の人口は総人口に占める割合が21%を超え超高齢社会と言われています。
高齢化社会
高齢化率7%以上14%未満
高齢社会(超高齢化社会)
同比率14%以上21%未満
超高齢社会
同比率21%
現在、自宅で介護をされている方もいれば介護施設で生活されている方もいると思います。
要介護高齢者の自立度は基礎疾患によって多様であり個人差があります。その方に見合った口腔ケアが必要です。
ではどのように口腔ケアをしていますか?
これから手順を紹介していきます。
特に高齢者は口腔内が乾燥していることが多いです。乾燥する事で乾燥痰が付着し無理に剥がそうとすると痛みや出血の危険性があるので注意します。
①粘膜のケア、乾燥痰の軟化
口腔内を水や保湿剤で粘膜面を保湿させ乾燥痰を軟化させる。粘膜の専用のブラシや舌ブラシ、スポンジブラシ、ガーゼ、口腔ケア用ウエットティッシュなどを使用します。
②残存歯のケア
残っている歯はコンパクトな歯ブラシや歯間ブラシでプラークを除去します。
③乾燥痰の除去
軟化した乾燥痰を歯ブラシ等で優しく除去します。
④口腔内の清拭
口腔内をガーゼで清拭する事で粘膜や歯面に取り残した汚れを拭き取ります。
⑤保湿
保湿剤を塗布し口腔内を湿潤状態を維持します。
ぜひ参考にしていただければと思います。
お口の中で困っている事があればいつでも受診してくださいね。
高齢化社会
高齢化率7%以上14%未満
高齢社会(超高齢化社会)
同比率14%以上21%未満
超高齢社会
同比率21%
現在、自宅で介護をされている方もいれば介護施設で生活されている方もいると思います。
要介護高齢者の自立度は基礎疾患によって多様であり個人差があります。その方に見合った口腔ケアが必要です。
ではどのように口腔ケアをしていますか?
これから手順を紹介していきます。
特に高齢者は口腔内が乾燥していることが多いです。乾燥する事で乾燥痰が付着し無理に剥がそうとすると痛みや出血の危険性があるので注意します。
①粘膜のケア、乾燥痰の軟化
口腔内を水や保湿剤で粘膜面を保湿させ乾燥痰を軟化させる。粘膜の専用のブラシや舌ブラシ、スポンジブラシ、ガーゼ、口腔ケア用ウエットティッシュなどを使用します。
②残存歯のケア
残っている歯はコンパクトな歯ブラシや歯間ブラシでプラークを除去します。
③乾燥痰の除去
軟化した乾燥痰を歯ブラシ等で優しく除去します。
④口腔内の清拭
口腔内をガーゼで清拭する事で粘膜や歯面に取り残した汚れを拭き取ります。
⑤保湿
保湿剤を塗布し口腔内を湿潤状態を維持します。
ぜひ参考にしていただければと思います。
お口の中で困っている事があればいつでも受診してくださいね。