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赤ちゃんの必需品⁈おしゃぶりとお口の関係性

歯の豆知識

お子さんが泣き始めて困ってる時や、眠ってくれない時などおしゃぶりに助けられた保護者の方も多いと思います。

今回はそんな便利なおしゃぶりを、お子さんが使う前に知っていてほしいことをお話しします。



おしゃぶりを長時間使用することで影響することはさまざまありますが、その中でも「歯並び」に対しては聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

具体的にどう影響してくるかというと...「開咬」という歯並びになりやすいです。

「開咬」とは奥歯は噛んでる状態でも、上下の前歯は噛み合わずに隙間ができてしまいます。



その他には、おしゃぶりを吸っていると頬がすぼまり、横から圧がかかるので顎が細くなってしまいます。

顎が細くなると全ての歯が綺麗に並ぶスペースが無くなるので、歯が前後に重なったり歯並びが悪くなりやすいでしょう。



このようにおしゃぶりを長期間、長時間使用すると歯並びや顎の変形、唇の変形、発音発育の阻害など重い症状につながる原因になり得ます。



出来るだけおしゃぶりは使わない方がいいですが、子育てをする中で便利なものは使用したいですよね。
ですので、おしゃぶりを使用する場合は長い時間使用する「常用」はやめましょう。
そして、言葉の成長が大きく見られる2歳頃にはおしゃぶりを使用しないように、徐々に使う時間を減らしましょう。

突然、おしゃぶりを使えなくなるとお子さんもストレスになりますので、おしゃぶりをしてないことに意識がいかないように、一緒に遊んであげたり話しかけましょう。