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子供の歯磨き事故を知って、予防しよう!

歯の豆知識

歯磨きすることは毎日行う生活習慣の1つです。
しかし、その一方で歯磨きでおこる事故もあることをご存知ですか?


歯磨きでおこる事故は特に子供に多く、その中でも3歳以下がほとんどです。
どのような事故がおこっているかというと、
歯みがき中に立ったり、歩いたりし、
その後歯ブラシを咥えたまま転倒することで歯ブラシが喉に刺さり外傷を負います。
喉突き事故です。
歯ブラシはつまようじなどのように尖っている訳ではないのと、
毎日子供自身が使う物なので危険なものという認識はないと思いますが
細長いため事故がおこると、思っているよりも深く突き刺さり途中で折れてしまうこともあります。
そして刺さった方向によっては、脳や血管を傷つけ重大な事故に繋がることもあります。


それを予防するためには以下のことに注意しましょう。
⑴歯磨き中は保護者が目を離さないこと。
⑵子供には座らせて歯磨きをさせること。
 歯ブラシを咥えた状態、手に持った状態で歩きまわらせない。
⑶子供用の歯ブラシ(持ち手が短い物など)を使用して、
 事故がおこっても喉に深く刺さりにくいものを選ぶこと。
 その際、仕上げ磨きをする歯ブラシは別のものを用意して使い分けするとより良いです。


年齢が低いお子さんはまだまだ発達途中のため身体のバランスが悪く転びやすいです。
周囲に障害となるような物がないかの配慮も必要でしょう。
また兄弟がいる場合、ふざけていて事故がおこることもあります。

仕上げ磨きはもちろん、子供自身が歯ブラシを持って歯磨きし始めることは
成長段階でとても大切なことです。
ですので、保護者の方には歯にとっての歯磨きの重要性と
事故の危険性を十分に認識していただきたいと思っております。


何か不安なことがありましたら、いつでもご相談ください。