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歯ぎしりについて

歯の豆知識
「歯ぎしりについて」

歯ぎしりは広い意味ではブラキシズムと呼ばれ、上下の歯を起床時、睡眠時を問わず、すり合わせたり、噛み締めたりしている状態をいいます。

ゴリゴリ、ボリボリとイヤな音を立てる睡眠時ブラキシズムは、睡眠中の大脳の興奮により起こるといわれています。

一方、覚醒時ブラキシズムは、会話や咀嚼時以外の噛み締めや、上下の歯を習慣的に接触させるなど、さまざまな条件で出来上がった癖であると考えられています。

ブラキシズムにはギリギリ歯をこするグラインディング、上下の歯をカチカチさせるタッピング、噛み締めるクレンチングの3つのパターンがあります。

睡眠時ブラキシズムは子供にもみられますが、顎や生える歯の位置を決めるためのもので心配はいりません。

ただし大人の場合は、ストレスや遺伝、飲酒、喫煙など様々な原因があると考えられ、深刻なダメージがでることもあります。

ブラキシズムによって起こる問題として、歯がすり減る、折れるなどの歯への影響や、歯がグラグラするなどの歯周組織への影響、他顎関節や全身にも影響があるといわれています。

治療としてはマウスピースの使用がありますので、心配な方は歯科医院に相談してみてください。

他に自分が無意識のうちに噛み締めたり、歯を接触させたりしていることを認識して行動を変えていくことも大切です。