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子どものいびきは学力低下のサイン?

歯の豆知識
子どものいびきは学力低下のサイン?

常習的にいひきをかいている子の学業成績は良いのか悪いのか?

そう、皆さんの想像通り“悪い”のです。

中学時の成績が下に入る生徒は6歳までにいびきをかく習慣があったという研究があります。

幼児期のいびきに学業成績が関係するなんてピックリしますよね。

いびきは睡眠障害のサインです。
「寝る子は育つ」と言われるとおり、やはり脳の発達にも睡眠は大切なのです。

とくに、お子さんの成長にとって睡眠は非常に大切で、深い睡眠が得られないと「成長ホルモン」が十分に分泌されないため、お子さんの身体の発育に遅れが出る可能性があります。

また、睡眠によって疲労回復ができていないと、日中に眠気が強く出て学業にも影響したり、落ち着きがなくなったり、睡眠時の低酸素状態によって交感神経が優位となり夜尿を引き起こしたりする可能性もあります。

気道が狭くなると酸素を十分に供給できなくなって眠りが浅くなるため、疲労を回復しにくくなります。そして気道が大きく塞がれると、無呼吸の状態(睡眠時無呼吸症候群)になることもあります。

成績悪化を起こすいびきは、口呼吸にも密接につながっています。
いびき児の79%にロ呼吸が見られるとの報告もあるくらいです。

口呼吸には、鼻詰まりや歯並び、顎などの口周りの形、扁桃肥大など様々な原因があります。

子どもが口呼吸かどうか、テレビを見ている時や寝ている時などにぽかんと口を開けていることがないかで見分けることもできます。

気をなる方はぜひチェックしてみてください。