ダイヤモンド・エアタービンについて
歯の豆知識
皆さんこんにちは!今回は、ダイヤモンドのお話をします。
歯科には関係ないと思われる方もいらっしゃると思いますが、実は歯科医師が歯を削
るのにはダイヤモンドを使っています。これは歯の表面を覆っているエナメル質がダ
イヤモンドと同じくらい硬いからです。
ダイヤモンドは世界の中で一番硬い物質として知られていますね。
工業用に合成加工されたダイヤモンドはガラスの切断など、様々な物の切断器具に利
用されています。
歯医者さんに行くと聞こえる「キーン」という音が苦手という方もいらっしゃいま
すが、あの「キーン」という音の正体は「エアタービン」という歯を削るための機器
です。
人間のからだの中で一番硬い歯の表面のエナメル質を削るために、地球上で最も硬い
材質であるダイヤモンドを使い、高速で回転させて歯にあてて削るのがエアタービン
です。もう少し詳しく説明すると――エアタービンの先端部分につけるのは、ダイヤモ
ンド粒子のついた最大径0.9ミリの金属の棒(ダイヤモンドバー)です。
削る部分にこのバーの先端をあて、スイッチを押すと高圧で圧縮された空気がホー
スを通じて、ダイヤモンドバーまで一気に送り込まれてきます。その圧力でダイヤモ
ンドバーは1分間に30万~50万回転というものすごい速度で回転を開始し、歯が削ら
れます。そして、このときに出てくる圧縮された空気の音があの「キーン」という音
です。
また、高速で歯を削ると熱が発生するため、冷やすために刃先に向かって水が出るよ
うになっていたり、医師が見やすく正確に削ることが出来るように照明装置が組み込
まれたものも出てきています。
エアタービンはとても精密な器機ですので、これまで消毒が大変でしたが
最近では高圧の蒸気による滅菌装置(オートクレープ)にも耐えることが出来るよう
になったりと、歯科医療技術は日々進歩しています。
歯科には関係ないと思われる方もいらっしゃると思いますが、実は歯科医師が歯を削
るのにはダイヤモンドを使っています。これは歯の表面を覆っているエナメル質がダ
イヤモンドと同じくらい硬いからです。
ダイヤモンドは世界の中で一番硬い物質として知られていますね。
工業用に合成加工されたダイヤモンドはガラスの切断など、様々な物の切断器具に利
用されています。
歯医者さんに行くと聞こえる「キーン」という音が苦手という方もいらっしゃいま
すが、あの「キーン」という音の正体は「エアタービン」という歯を削るための機器
です。
人間のからだの中で一番硬い歯の表面のエナメル質を削るために、地球上で最も硬い
材質であるダイヤモンドを使い、高速で回転させて歯にあてて削るのがエアタービン
です。もう少し詳しく説明すると――エアタービンの先端部分につけるのは、ダイヤモ
ンド粒子のついた最大径0.9ミリの金属の棒(ダイヤモンドバー)です。
削る部分にこのバーの先端をあて、スイッチを押すと高圧で圧縮された空気がホー
スを通じて、ダイヤモンドバーまで一気に送り込まれてきます。その圧力でダイヤモ
ンドバーは1分間に30万~50万回転というものすごい速度で回転を開始し、歯が削ら
れます。そして、このときに出てくる圧縮された空気の音があの「キーン」という音
です。
また、高速で歯を削ると熱が発生するため、冷やすために刃先に向かって水が出るよ
うになっていたり、医師が見やすく正確に削ることが出来るように照明装置が組み込
まれたものも出てきています。
エアタービンはとても精密な器機ですので、これまで消毒が大変でしたが
最近では高圧の蒸気による滅菌装置(オートクレープ)にも耐えることが出来るよう
になったりと、歯科医療技術は日々進歩しています。