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歯性上顎洞炎

歯の豆知識
こんにちは。米沢クローバー歯科クリニックの小松です。


今回は歯性上顎洞炎のお話をしていきます。
歯性上顎洞炎とは、虫歯や歯周病などをきっかけとして発症する上顎洞といわれる上顎の中の空洞の粘膜の炎症です。

膿などがたまるいわゆる蓄膿症と呼ばれたりします。

症状としては、炎症による頬の痛みや悪臭を伴う鼻水、鼻閉感などがあります。

原因としては、虫歯や歯周病など口腔内で発生した炎症・感染症が上顎洞に広がることで起こります。


歯性上顎洞炎の原因となる歯としては、奥歯(第1大臼歯がもっとも多い)が多いです。

歯性上顎洞炎では、蓄膿症に関連した頬・鼻の症状に加えて歯の痛みを伴います。
ただし、慢性的に炎症が上顎洞に波及している場合には、歯の痛みや上顎洞炎の症状があまりはっきりしないこともあります。
歯が原因の上顎洞炎が歯性上顎洞炎と呼ばれますので原因の歯の治療を行うことが治療になります。

鼻炎や蓄膿症の原因が歯からくるものがありますので何か気になることがあればいつでもご相談ください